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結社の自由侵害

 改正暴力団対策法に基づき「特定危険指定暴力団」に指定された工藤会(本部・北九州市)が18日、福岡県を相手取り、指定処分の取り消しを求める訴訟を福岡地裁に起こしました。
 工藤会は「指定は結社の自由を侵害しており違憲」などとし、「指定は要件があいまいなうえ、襲撃を繰り返すという根拠もない」などと主張しています。

 特定危険指定暴力団とは、指定暴力団の中でも“特に凶悪と見做される組織”として、“銃撃や火炎瓶を投げ込むなどの危険行為を繰り返す恐れのある組織”のことです。2012年7月に成立、10月から施行された改正暴対法によって指定が可能になりました。この改正法では“抗争で住民の生命や身体に危険が及ぶ恐れがある組織”を「特定抗争指定暴力団」に指定することも出来ます。

 結社の自由に暴力団が含まれるのかどうか、裁判所の判断が注目されます。しかしどんなに言い方を変えようが、所詮は犯罪組織。犯罪組織を結成するのは自由ではなく無法でしょう。