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カシオ、デジタルカメラから撤退

 カシオ計算機の9日発表によると、市場の縮小から採算が悪化していたコンパクトデジタルカメラ事業から撤退するそうです。

 携帯電話にカメラ機能が搭載されるようになってから、コンパクトデジカメの市場は徐々に縮小していきました。当初、携帯電話のカメラは性能が悪く、コンパクトデジカメが優位性を保っていましたが、携帯電話のカメラ性能が次第に向上、携帯電話の普及率自体も上がって優位性を失っていきました。

 最近はインスタ映え、なんて言葉が流行って、ネットで見栄えの良い公開するための写真を撮るためにデジタルカメラが見直されているそうですが、それも一眼レフの高級機種で、コンパクトデジカメは蚊帳の外。

 カシオのデジタルカメラ事業は2018年3月期に49億円の赤字を計上しています。

 カメラ大手のキャノンも、一眼レフカメラは好調ですが、コンパクトデジタルカメラが足を引っ張って全体の売り上げが落ちていますし、オリンパスも中国でのデジタルカメラ生産を停止。ニコンも中国の生産子会社を精算しています。

 カシオは一眼レフのデジタルカメラを扱っていないので、コンパクトデジタルカメラをやめると言う事は、デジタルカメラ事業から撤退すると言う事です。