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カシオ、デジタルカメラから撤退

 カシオ計算機の9日発表によると、市場の縮小から採算が悪化していたコンパクトデジタルカメラ事業から撤退するそうです。

 携帯電話にカメラ機能が搭載されるようになってから、コンパクトデジカメの市場は徐々に縮小していきました。当初、携帯電話のカメラは性能が悪く、コンパクトデジカメが優位性を保っていましたが、携帯電話のカメラ性能が次第に向上、携帯電話の普及率自体も上がって優位性を失っていきました。

 最近はインスタ映え、なんて言葉が流行って、ネットで見栄えの良い公開するための写真を撮るためにデジタルカメラが見直されているそうですが、それも一眼レフの高級機種で、コンパクトデジカメは蚊帳の外。

 カシオのデジタルカメラ事業は2018年3月期に49億円の赤字を計上しています。

 カメラ大手のキャノンも、一眼レフカメラは好調ですが、コンパクトデジタルカメラが足を引っ張って全体の売り上げが落ちていますし、オリンパスも中国でのデジタルカメラ生産を停止。ニコンも中国の生産子会社を精算しています。

 カシオは一眼レフのデジタルカメラを扱っていないので、コンパクトデジタルカメラをやめると言う事は、デジタルカメラ事業から撤退すると言う事です。

幹細胞、提供したマウスからでない

 STAP細胞の論文問題で、責任著者の一人である山梨大学の若山照彦教授が16日、同大(甲府市)で記者会見し、STAP細胞から作ったとされる幹細胞が、自身の提供したマウスではないとする遺伝子の分析結果を公表しました。論文では、STAP細胞の作製に若山氏提供のマウスが使われたとされていました。

 若山氏は会見で「自分が提供したマウスから作られていないことが明らかになった。STAP細胞があることを示す証拠は一つもない。ただ、STAP細胞が絶対にないと言い切ることもできない」と述べました。

 実験用のマウスには、どのマウスから作られたかを判別するため、染色体に蛍光遺伝子を組み込んでありました。若山氏が小保方晴子・理研ユニットリーダーに提供したマウスは18番染色体に組み込まれていたのですが、論文のSTAP細胞から作ったとされた8株の幹細胞の分析では蛍光遺伝子が15番染色体上にあり、一致しなかったと言う事です。

 これに対し、小保方晴子・理研ユニットリーダーは代理人の弁護士を通じ「STAP細胞の作製に用いたとされるマウスはすべて、理研に当時在籍していた若山教授の研究室を通じて入手した」とするコメントを発表。分析結果に反論しました。

6年ぶり過去最高更新

 ダイキン工業の10日発表によると、2013年4から12月期の連結営業利益が前年同期比95.6%増の1195億円になったそうです。
 売上高は同42.4%増の1兆3329億円。主力の空調機器の販売が国内外で堅調に推移しているのに加えて、円安効果で売上高、営業・経常・純利益ともに9カ月累計では2007年4─12月期以来、6期ぶりに過去最高となっています。

 中国で特に好調だったようです、ダイキン。悪化する大気汚染問題で空気清浄機など、空調機器の需要が高まり、売上高は前年同期比48%増。また、欧州、北米、国内も増収となっています。

 ダイキンの空気清浄機は中国でも人気です。尖閣問題以降。日本からの輸出が落ち込むなどしていますが、それでも48%ますとなるのですから、人気の程がうかがえるという物です。何しろ中国では大気汚染問題が一向に改善されず、特に大都市部では空気清浄機が不可欠になっています。おまけに、その汚染物質が日本にまで飛来して、それが皮肉なことにダイキンの追い風になったようです。