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清華大学、初のアジア首位

 イギリスの教育専門誌タイムズ・ハイヤー・エデュケーションが26日に発表した「世界大学ランキング」の2019年度版で、中国の清華大学がアジアでトップに立ちました。

 清華大学は昨年の30位から22位にランクアップ、中国の大学として初めてアジアのトップに立ちました。この他中国からは北京大学が31位、中国科学技術大学が93位等、トップ200に7校がランクインしています。

 一方日本はと言うと、200位以内には東京大学が昨年の46位から4位ランクアップして42位、京都大学が同じく74位から9位ランクアップして65位にランクインしたのみ。4年前のランキングでは、大阪大学、東京工業大学、東北大学がトップ200にランク入りしていましたが今回は3校とも251位以下に落ちています。

 また、東京大学は2011年度版から2015年度版までアジア首位を守っていましたが、2016年に首位の座を明け渡してから返り咲くことが出来ず、2019年度版では5位となっています。

 こう言った大学のランキングは、その評価基準に疑問を呈する声もあります。しかし、国際的には各自に評価の基準にされており、海外での就職や、また大学に優秀な学生や研究者を集めるのにも確実に影響していると言う事です。

 興味深いのは、偏差値とは必ずしも一致しない点。帝京大学が401位~500位で、601位~800位の早稲田大学や慶應義塾大学よりランクが上なのです。東京理科大学と横浜国立大学はその下、801位~1000位。上智大学やお茶の水女子大学、関西の難関私大4校(関関同立)に至っては、更に下の1001位以下です。

人権問題対応でスーチー政権を批判

 人権問題の調査でミャンマーを訪れていた国連特別報告者の李亮喜(イヤンヒ)氏は21日、同国の人権問題について「これまでの(軍事)政権と変わっていない」と批判しました。

 ミャンマーでは昨年10月、イスラム系少数民族ロヒンギャの武装勢力が、ラカイン州にある国境検問所の警官9人を殺害する事件が発生。国軍が同地域で展開する軍事作戦で、ロヒンギャに対する虐殺や拷問が行われているとして、国連人権理事会が調査団を派遣していました。隣国のバングラディッシュには、迫害を逃れた7万人以上のロヒンギャが逃げ込んでいます。

 民族浄化が起きている、と言う指摘もあります。アウン・サン・スー・チーが事実上の最高権力者となっているミャンマー政府は国連の調査団派遣について、「問題を解決するどころか、あおるばかりだ」と反発し、国連の別の調査団についてビザの発給を拒否するなど抵抗。入国した調査団に対して調査地域を厳しく制限、調査活動を常に監視するなどしていたということです。

 ミャンマーは長く続いた軍事政権から、ノーベル平和賞受賞者のアウン・サン・スー・チー率いる文民政府へと移行しましたが、民族問題は簡単では無いと言うことでしょう。

エベレスト史上最悪の惨事

 25日に大地震が襲ったネパールの首都カトマンズでは、26日にかけて大型の余震が相次ぎました。世界最高峰のエベレストでは地震が雪崩を引き起こし、ロイター通信によれば、登山客ら18人が死亡する「エベレスト史上、最悪の惨事」となっています。

 雪崩からかろうじて逃れた登山家は「氷の壁が襲ってきた」と、その様子を語ったそうです。

 今回ほどの大規模地震は、ネパールでは約80年ぶり。現地では26日の夜明けとともに救助隊が活動をはじめていますが、多くの地域で電気が止まり、医療品や食糧が不足しているという事です。

 ロイター通信は、最初の雪崩の際、標高約5千メートルにあるエベレスト登山のベースキャンプには、登山者や地元ガイドら約千人がいたと伝えています。雪崩は複数回発生したとみられ、ヘリコプターによる救助活動が進められているが、「キャンプ1」と「キャンプ2」と呼ばれる、より標高が高い場所に約100人が取り残されているとの情報もあります。