エベレスト史上最悪の惨事

 25日に大地震が襲ったネパールの首都カトマンズでは、26日にかけて大型の余震が相次ぎました。世界最高峰のエベレストでは地震が雪崩を引き起こし、ロイター通信によれば、登山客ら18人が死亡する「エベレスト史上、最悪の惨事」となっています。

 雪崩からかろうじて逃れた登山家は「氷の壁が襲ってきた」と、その様子を語ったそうです。

 今回ほどの大規模地震は、ネパールでは約80年ぶり。現地では26日の夜明けとともに救助隊が活動をはじめていますが、多くの地域で電気が止まり、医療品や食糧が不足しているという事です。

 ロイター通信は、最初の雪崩の際、標高約5千メートルにあるエベレスト登山のベースキャンプには、登山者や地元ガイドら約千人がいたと伝えています。雪崩は複数回発生したとみられ、ヘリコプターによる救助活動が進められているが、「キャンプ1」と「キャンプ2」と呼ばれる、より標高が高い場所に約100人が取り残されているとの情報もあります。

1万7000台を超えるMacがマルウェアに感染

 セキュリティソフト「Dr.WEB」開発元として知られるロシアのセキュリティ企業Doctor Webの調査によると、1万7000台を超えるMacがマルウェアに感染し、ボットネットを形成しているそうです。

 Macはウイルスやマルウェアに感染しにくいという“神話”がユーザーの間には根強くありますが、実際は容易に感染します。現時点で問題のマルウェアがどのような行動を実際に起こしたのかは不明ですが、感染したMacに対するさまざまな情報収集能力と、命令を実行する能力を持つことと、英語圏で人気の掲示板「reddit」を介して命令を受け取ることが判明しています。

 このマルウェア「iWorm」には、10月2日現在少なくとも4種類の亜種が存在するとみらていますが、感染源は未だ不明です。
 通常、ボットネットはコントロールサーバーから命令を受け取るため、当局はサーバーを特定・押収するなどして停止させるのですが、iWormはこれを避けるため、掲示板redditから最新サーバーのリスト一覧を取得することで、絶えずコントロールサーバーを隠すようにしているのが特徴。

 iWormに感染しているかどうかは、ウイルス対策ソフトで検査することで確認できます。また、MacのFinderの「フォルダへ移動」メニューに「/Library/Application Support/JavaW」と入力し、このフォルダが存在していればiWormに感染している可能性が高いと言う事です。

幹細胞、提供したマウスからでない

 STAP細胞の論文問題で、責任著者の一人である山梨大学の若山照彦教授が16日、同大(甲府市)で記者会見し、STAP細胞から作ったとされる幹細胞が、自身の提供したマウスではないとする遺伝子の分析結果を公表しました。論文では、STAP細胞の作製に若山氏提供のマウスが使われたとされていました。

 若山氏は会見で「自分が提供したマウスから作られていないことが明らかになった。STAP細胞があることを示す証拠は一つもない。ただ、STAP細胞が絶対にないと言い切ることもできない」と述べました。

 実験用のマウスには、どのマウスから作られたかを判別するため、染色体に蛍光遺伝子を組み込んでありました。若山氏が小保方晴子・理研ユニットリーダーに提供したマウスは18番染色体に組み込まれていたのですが、論文のSTAP細胞から作ったとされた8株の幹細胞の分析では蛍光遺伝子が15番染色体上にあり、一致しなかったと言う事です。

 これに対し、小保方晴子・理研ユニットリーダーは代理人の弁護士を通じ「STAP細胞の作製に用いたとされるマウスはすべて、理研に当時在籍していた若山教授の研究室を通じて入手した」とするコメントを発表。分析結果に反論しました。